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01 10月

こんにちは。
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先月スペインの映画祭に招待されて行ってきました。そこで二つの賞をいただけたことを、とても誇らしく思います。もうすぐ公開のウヴァ・ボール監督の『SEED』で主演男優賞を、それから、審査員特別賞(ライフスタイル・アチーブメント賞)をいただきました。賞のタイトルは、原語ではちょっと違っているかも。ほんとにすばらしい経験でした。初めての賞だし。
SEEDは監督と作った実験的な映画です。制作に入るまでの2、3ヶ月、僕らは監督が示したあらすじだけで動いていました。僕自身は少なくともこう感じているんだけど、監督は、撮影開始前にまとめあげた自分のアイデアや発想を理解し演じてくれる俳優に映画の大部分をまかせてくれたんだと思います。
僕はそんなに謎めいた俳優ではないので、どんなふうに準備するかは説明できます。演技というのは、一つの技能であって、そこには一定の確かなステップがあると僕は思っています。ボール監督と一緒に仕事をするときは、これがとてもうまくいくみたい。それは、彼が系統だった分析ができる頭脳をもっているからだと思うんです。『シアトル猟奇殺人事件』で気づいたんだけど、あのとき僕らは全員1週間早く現場に入り、監督は、みんながもう脚本なんていらないと思える程のリハーサルを要求したものです。
SEEDの撮影で楽しかったことといえば、僕が一人でデスクにいるシーンのとき、監督がこう言ったんだ。「マイケル、上司の署長に電話して家族を保護するように頼むべきだよ。」
僕はゆっくりと歩き回って言う。「僕が上司に電話して、もっと保護を強化してくれなきゃと文句を言うというのはどう?」次にプロデューサーのダン・クラークが言った。「ちょっと待って。上司のほうが電話してきてブツクサ言わなくちゃ」すると監督、「じゃこうしよう。上司が電話してきて君の家族の特別な保護にかかる経費についてブツブツ言う。君はこれを聞き流してもっと仕事に精を出す」
撮影はこんなふうに進んでいきました。すばらしかったのは、監督、俳優、プロデューサーの間に映画のマジックを作りだそうという信頼関係があって撮影に入れたこと。間違っているかもしれないけれど、これは俳優としてとても刺激的なんです。
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今週エージェントがテレビの仕事をいくつか持ってきました。ハリウッドは僕にとって理解しがたいところです。でも今やっていることをどこか他でやれるかと言えばそれはわからない。未来に何があるのか誰にもわからないけれど、そこにはいつも何かしら料理できることがあります。
何事もなければ、ブログは月に1回更新の予定です。それではまた。

マイケル・パレ